非透過性納体袋

液体(血液、体液)の漏れ防止、防臭、遺体からの二次感染を防ぐ目的でつくられた納体袋。

通常の納体袋に比べ、特殊なフィルムで製造されており、2層、3層とラミネート加工されているものが多い。市場に非透過性と名前が付けられている納体袋の多くは、JIS規格の人工血液バリア性・ウイルスバリア性試験のクラス3~6に合格している。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が流行し始めた2020年頃から、需要が増え、生産が間に合わなくなったメーカもある。性能以外は、通常の納体袋と変わりなく、見た目からはっきりと区別することは難しい。

海外製のものでは、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)で設けられているバイオセーフティの最高レベル4に準拠している納体袋もある。

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